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入居率UP!!8つのポイントで100倍老人ホームに入りやすくする方法
2024/05/16
こんにちは。老後のあんしん札幌相談室です。
老人ホーム入居のご相談対応させて頂く中で、すぐに入らないといけないというご相談が数多くあります。老人ホームを探し、入居に至るまでに様々なハードルがありますが、全ては老人ホーム側の「入居判定」という審査を通らないことには始まりません。
この「入居判定」は通りやすいケースと通りづらいケースとありますが、通りづらいケースの理由としては老人ホーム側にも事情があるため、その事情をお伝え致します。
そして本日お伝えする方法を準備して実践して頂ければ、高い確率で入居判定が通ると思いますので、最後までご覧頂きご参考にしていただきたいです。
「入居判定」というのは簡潔にいうと、この方はうちのホームに入居するとトラブルなく暮らしてもらうことが出来るだろうか。ということを老人ホーム側が判断するものになっております。
このトラブルを想定したときにリスクが上回ってしまうと、入居判定が通らず、うちでは対応できませんという返答になってしまいます。
それらリスクになり得るものや施設側に対してメリットになる部分など事情を交えながら具体的な対策方法を8つご説明致します。
「介護度を上げる」
自立よりも要支援、要支援よりも要介護、要介護の中でも高い方が受け入れ先の選択肢が広がっていきます。
以前ブログで「老人ホームの収入の仕組み」というのをご説明致しましたが、ほとんどの老人ホームの収入というのはいかに介護サービスを提供したかで決まる国からの「介護報酬」で成り立っております。
そのため介護度が高くサービスが多く入れそうな方の方が老人ホーム側としては受入れたいと思います。ですが、ホームの方針としては介護度が高すぎる方は見切れないというところも多くありますので、一概には言えないのですが、要介護状態であればかなりの老人ホーム側は前向きに検討してもらえます。
自立や要支援の方であれば、老人ホームを探す時にある程度、介護が必要になっている事も多くあるので、「区分変更」と言って介護度の見直しを行いましょう。
介護保険の認定期間を待たずとも区分変更はできますので、ケアマネジャーさんにご依頼してみて下さい。
「ケアマネジャー・紹介会社に依頼する」
餅は餅屋と言われるように、その道の専門家に頼った方が間違いなく良いです。
今はインターネットで調べる事もできますが、専門家にアドバイスをもらいながら入居先を絞っていった方がご本人様にとってベストな老人ホームに巡り合う確率がグッと上がります。
ただし、何カ所が絞られた後には必ずご本人様、ご家族様で実際に見て決めて下さい。
その人それぞれに雰囲気にしかり、人にしかり好き嫌いがあるため、専門家の紹介と言えどご本人様、ご家族様が気に入らないということもあります。
しっかりと専門家に絞ってもらい、しっかり自分の目で見て決めていきましょう。
老人ホーム側にとってのリスクになり得る部分を解消していく対策です。
「保証人をしっかり立てて万が一に備える」
老人ホーム側の不安材料の最も多くが「何かあった時」です。
病院に運ばれた、転倒してしまった、など病院へ行かなければいけないタイミングや、場合によっては手術しなければいけないタイミングなど、緊急時に連絡が繋がったり、病院まで来てくれることができるのだろうかという不安が老人ホーム側に例外なくあります。
この際に対応してもらう方をよく「身元引受人」としてホーム側から求められます。
また、万が一お支払いが滞った時に代わりにお支払いできる方として、「連帯保証人」も併せて求められますが、大体それぞれ各1名ずつ求められます。
身元引受人と連帯保証人をセットで1人でも良いというところもありますが、2人いた方が何かと安心かと思いますので、見学前にご家族の中で誰が何を担うかをしっかり役割分担をしておきましょう。
もしご家族で担えない場合は、成年後見制度を利用する事もできますので、しっかり制度の活用をしていきましょう。
「ご家族が定期的に面会に行ける体制を作る」
病院送迎や緊急時の対応、日用品の買い出しなどご協力いただけそうなご家族かどうかというのは、老人ホーム側で結構注意して見ています。
なかなかご家族のお力を借りられなさそうで、ホーム側の負担が大きくなりそうだと判断されてしまうと、受入れ不可と言われてしまうことが多くあります。
こちらもご家族の中で、誰が何を担うか役割分担を事前に決めておきましょう。
ご親族が遠方という場合もよくありますが、そういう場合はお手伝いサービスや身元保証サービスなどで補える場合がありますので、社会資源をフル活用して体制を構築しましょう。
「困りごとをざっくばらんに伝える」
1人暮らしをしていて不安なことや、危険なこと、老人ホームを検討するきっかけになったことや経緯などを包み隠さずざっくばらんに伝えましょう。
これを言ったら判定が落とされるのではないかと思い隠す方もたまにいらっしゃいますが、何か隠し事があると必ずいつかは明らかになってしまいます。
仮にバレなかったとしても入居した後にそのホームでは本来受けられない方だったと後で知られてしまうと、退去を促されてしまうことに繋がってしまいます。
そして、正直に伝えるというのはホーム側にとってプラスに働くことの方が圧倒的に多いです。しっかり伝えると、老人ホーム側もなんとかこのお客様のお力になりたいと思ってくれます。緊急度を加味して入居の優先順位を繰り上げるという事もたくさんあるので、包み隠さず、ざっくばらんに現状をつたえましょう。
「予算と期日感を明確に伝える」
老人ホーム側の利益や収益の話にも繋がってきますが、老人ホームを運営していくからにはいつまでも空室を作っておくわけにはいきません。
老人ホーム側はしっかりお支払いしてもらえて、しっかり報酬が見込める方にはすぐ入居をしてもらいたいというのは本音だと思います。
そういった部分は必ず見学時に聞かれたりしますので、明確で具体的なお話をしっかりしましょう。
料金面でお支払いが問題なさそうで、いつまでに入居をするという具体的な日程が近いことをホーム側にしっかりお伝えすれば話は早く進んで行きます。
「ご本人も入居に前向きな状態」
老人ホーム入居において、ここが最もハードルの高い部分かと思うのですが、ご本人様が老人ホーム入居について最初から前向きな方はほとんどいらっしゃいません。
それをご本人様の意思を無視して老人ホームとご家族様で話を進めていくと、いざ入居する前段階で覆る恐れがあります。
このリスクがあるので、老人ホーム側としてはご本人様もご家族様も入居に対しては前向きということをしっかり伝えてもらうことができれば、入居前提で非常に前向きに進んでいくことができます。
しかし、ご本人様に入居の意思がないと判定不可と言われることがあります。そのため、ご本人様としっかり話し合っておきましょう。
ではどんな話をするとご本人様が前向きになるのでしょうか。
いろいろなケースを対応するなかで、良さそうな流れがありましたので4つのステップでご説明致します。
ステップ1
事前にご本人様とお話をして、老人ホームに入居する必要性を伝えます。
⇒自宅で火の不始末が出てきたり、買い物に行けなくなってしまったり等ご本人様としつかりお話をしましょう。
ステップ2
ホームが合わなかったり、気に入らなかったりしたら退去しても良いということを伝えましょう。
⇒入居というと非常に重い決定の認識が多いかと思いますが、考え方としてはあくまでもお住まいです。私たちも合わない物件や不満があれば退去を考えるかと思います。それと同じで、老人ホームもあくまでもお住まいなので、合わなかったり気に入らなかったら同じように退去しても良いと思います。入居というハードルをグッと下げてご本人様に伝えてみましょう。そうすると前向きに検討しやすくなります。
ステップ3
ご家族でここだというところを見つけましょう。
⇒ご本人様と一緒に1から探すのも良いのですが、見学の件数を重ねるとご本人様も疲れてしまったり、嫌になってしまったりというのが結構あります。
そのため、ある程度絞り込みはご家族様が行った方が良いかと思います。
ステップ4
絞り込んだ老人ホームをご本人様とまずは一緒に見てみましょう。
⇒見る前は昔からの老人ホームの印象があまり良くなくて、イメージで入りたくないとおっしゃいます。今の老人ホームは綺麗で住みやすい環境になっているので、一緒に見に行くというのをまずは最初のゴールとして設定してみましょう。
以上4つのステップでお話をしていくと、前向きになりやすいと感じておりますので、この流れを参考にして頂ければと思います。
それでは対策方法に戻ります。
「ご本人様の状態をしっかり把握しておく」
全部しっかり把握しておけばもちろん良いのですが
・身体機能面
・認知機能面
・医療依存度
この3つが入居判定の際に判断材料になりやすいので、ここをしっかり押さえて見学に臨みましょう。
100倍老人ホームに入りやすくするための具体的な方法や準備を8つご説明致しました。
この方法と準備を行っていただけると格段老人ホームに入りやすくなると思いますので、入居に備えて準備していただければと思います。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!
「老人ホーム入居判定、ここがポイント!入居率アップの秘訣」 (youtube.com)
今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。
老人ホームに入らず、自宅でまだまだ頑張りたい!という方も安心できる老人ホームに入りたいという方も、老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。
お気軽にご連絡ください!!
フリーダイヤル
0120-652-118
(ろうごにいいわ)
老人ホーム入居のご相談対応させて頂く中で、すぐに入らないといけないというご相談が数多くあります。老人ホームを探し、入居に至るまでに様々なハードルがありますが、全ては老人ホーム側の「入居判定」という審査を通らないことには始まりません。
この「入居判定」は通りやすいケースと通りづらいケースとありますが、通りづらいケースの理由としては老人ホーム側にも事情があるため、その事情をお伝え致します。
そして本日お伝えする方法を準備して実践して頂ければ、高い確率で入居判定が通ると思いますので、最後までご覧頂きご参考にしていただきたいです。
「入居判定」というのは簡潔にいうと、この方はうちのホームに入居するとトラブルなく暮らしてもらうことが出来るだろうか。ということを老人ホーム側が判断するものになっております。
このトラブルを想定したときにリスクが上回ってしまうと、入居判定が通らず、うちでは対応できませんという返答になってしまいます。
それらリスクになり得るものや施設側に対してメリットになる部分など事情を交えながら具体的な対策方法を8つご説明致します。

自立よりも要支援、要支援よりも要介護、要介護の中でも高い方が受け入れ先の選択肢が広がっていきます。
以前ブログで「老人ホームの収入の仕組み」というのをご説明致しましたが、ほとんどの老人ホームの収入というのはいかに介護サービスを提供したかで決まる国からの「介護報酬」で成り立っております。
そのため介護度が高くサービスが多く入れそうな方の方が老人ホーム側としては受入れたいと思います。ですが、ホームの方針としては介護度が高すぎる方は見切れないというところも多くありますので、一概には言えないのですが、要介護状態であればかなりの老人ホーム側は前向きに検討してもらえます。
自立や要支援の方であれば、老人ホームを探す時にある程度、介護が必要になっている事も多くあるので、「区分変更」と言って介護度の見直しを行いましょう。
介護保険の認定期間を待たずとも区分変更はできますので、ケアマネジャーさんにご依頼してみて下さい。

餅は餅屋と言われるように、その道の専門家に頼った方が間違いなく良いです。
今はインターネットで調べる事もできますが、専門家にアドバイスをもらいながら入居先を絞っていった方がご本人様にとってベストな老人ホームに巡り合う確率がグッと上がります。
ただし、何カ所が絞られた後には必ずご本人様、ご家族様で実際に見て決めて下さい。
その人それぞれに雰囲気にしかり、人にしかり好き嫌いがあるため、専門家の紹介と言えどご本人様、ご家族様が気に入らないということもあります。
しっかりと専門家に絞ってもらい、しっかり自分の目で見て決めていきましょう。
老人ホーム側にとってのリスクになり得る部分を解消していく対策です。

老人ホーム側の不安材料の最も多くが「何かあった時」です。
病院に運ばれた、転倒してしまった、など病院へ行かなければいけないタイミングや、場合によっては手術しなければいけないタイミングなど、緊急時に連絡が繋がったり、病院まで来てくれることができるのだろうかという不安が老人ホーム側に例外なくあります。
この際に対応してもらう方をよく「身元引受人」としてホーム側から求められます。
また、万が一お支払いが滞った時に代わりにお支払いできる方として、「連帯保証人」も併せて求められますが、大体それぞれ各1名ずつ求められます。
身元引受人と連帯保証人をセットで1人でも良いというところもありますが、2人いた方が何かと安心かと思いますので、見学前にご家族の中で誰が何を担うかをしっかり役割分担をしておきましょう。
もしご家族で担えない場合は、成年後見制度を利用する事もできますので、しっかり制度の活用をしていきましょう。

病院送迎や緊急時の対応、日用品の買い出しなどご協力いただけそうなご家族かどうかというのは、老人ホーム側で結構注意して見ています。
なかなかご家族のお力を借りられなさそうで、ホーム側の負担が大きくなりそうだと判断されてしまうと、受入れ不可と言われてしまうことが多くあります。
こちらもご家族の中で、誰が何を担うか役割分担を事前に決めておきましょう。
ご親族が遠方という場合もよくありますが、そういう場合はお手伝いサービスや身元保証サービスなどで補える場合がありますので、社会資源をフル活用して体制を構築しましょう。

1人暮らしをしていて不安なことや、危険なこと、老人ホームを検討するきっかけになったことや経緯などを包み隠さずざっくばらんに伝えましょう。
これを言ったら判定が落とされるのではないかと思い隠す方もたまにいらっしゃいますが、何か隠し事があると必ずいつかは明らかになってしまいます。
仮にバレなかったとしても入居した後にそのホームでは本来受けられない方だったと後で知られてしまうと、退去を促されてしまうことに繋がってしまいます。
そして、正直に伝えるというのはホーム側にとってプラスに働くことの方が圧倒的に多いです。しっかり伝えると、老人ホーム側もなんとかこのお客様のお力になりたいと思ってくれます。緊急度を加味して入居の優先順位を繰り上げるという事もたくさんあるので、包み隠さず、ざっくばらんに現状をつたえましょう。

老人ホーム側の利益や収益の話にも繋がってきますが、老人ホームを運営していくからにはいつまでも空室を作っておくわけにはいきません。
老人ホーム側はしっかりお支払いしてもらえて、しっかり報酬が見込める方にはすぐ入居をしてもらいたいというのは本音だと思います。
そういった部分は必ず見学時に聞かれたりしますので、明確で具体的なお話をしっかりしましょう。
料金面でお支払いが問題なさそうで、いつまでに入居をするという具体的な日程が近いことをホーム側にしっかりお伝えすれば話は早く進んで行きます。

老人ホーム入居において、ここが最もハードルの高い部分かと思うのですが、ご本人様が老人ホーム入居について最初から前向きな方はほとんどいらっしゃいません。
それをご本人様の意思を無視して老人ホームとご家族様で話を進めていくと、いざ入居する前段階で覆る恐れがあります。
このリスクがあるので、老人ホーム側としてはご本人様もご家族様も入居に対しては前向きということをしっかり伝えてもらうことができれば、入居前提で非常に前向きに進んでいくことができます。
しかし、ご本人様に入居の意思がないと判定不可と言われることがあります。そのため、ご本人様としっかり話し合っておきましょう。
ではどんな話をするとご本人様が前向きになるのでしょうか。
いろいろなケースを対応するなかで、良さそうな流れがありましたので4つのステップでご説明致します。
ステップ1

事前にご本人様とお話をして、老人ホームに入居する必要性を伝えます。
⇒自宅で火の不始末が出てきたり、買い物に行けなくなってしまったり等ご本人様としつかりお話をしましょう。
ステップ2

ホームが合わなかったり、気に入らなかったりしたら退去しても良いということを伝えましょう。
⇒入居というと非常に重い決定の認識が多いかと思いますが、考え方としてはあくまでもお住まいです。私たちも合わない物件や不満があれば退去を考えるかと思います。それと同じで、老人ホームもあくまでもお住まいなので、合わなかったり気に入らなかったら同じように退去しても良いと思います。入居というハードルをグッと下げてご本人様に伝えてみましょう。そうすると前向きに検討しやすくなります。
ステップ3

ご家族でここだというところを見つけましょう。
⇒ご本人様と一緒に1から探すのも良いのですが、見学の件数を重ねるとご本人様も疲れてしまったり、嫌になってしまったりというのが結構あります。
そのため、ある程度絞り込みはご家族様が行った方が良いかと思います。
ステップ4

絞り込んだ老人ホームをご本人様とまずは一緒に見てみましょう。
⇒見る前は昔からの老人ホームの印象があまり良くなくて、イメージで入りたくないとおっしゃいます。今の老人ホームは綺麗で住みやすい環境になっているので、一緒に見に行くというのをまずは最初のゴールとして設定してみましょう。
以上4つのステップでお話をしていくと、前向きになりやすいと感じておりますので、この流れを参考にして頂ければと思います。
それでは対策方法に戻ります。

全部しっかり把握しておけばもちろん良いのですが
・身体機能面
・認知機能面
・医療依存度
この3つが入居判定の際に判断材料になりやすいので、ここをしっかり押さえて見学に臨みましょう。
100倍老人ホームに入りやすくするための具体的な方法や準備を8つご説明致しました。
この方法と準備を行っていただけると格段老人ホームに入りやすくなると思いますので、入居に備えて準備していただければと思います。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!
「老人ホーム入居判定、ここがポイント!入居率アップの秘訣」 (youtube.com)
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