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老人ホーム無料紹介所|老後のあんしん札幌相談室

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終の住処! ナーシングホーム解説

2024/05/09

こんにちは。老後のあんしん札幌相談室です。

終の住処と言われている「ナーシングホーム」というのは、お看取りまでしてもらえて、病院と同等のサービスを提供してもらえる、かなり手厚い住まいになります。

手厚いホームなので、金額も高額になるのではないかと思われますが、実は生活保護を受給されている方も入居できるようなところがとても多いです。

これにも仕組みがありますので、簡潔にしっかりご説明致しますので最後までご覧ください。

それでは「ナーシングホーム」とは何でしょうか?

概略を申し上げますと、介護だけではなく、「看護を中心」とした有料老人ホームです。

介護サービスの提供をはじめ、看護師による医療行為を受けることが出来ますし、リハビリなどを受けることが出来ます。

そして、お医者様と連携して、看取りまで行ってくれるので、終の住処として近年各地域で増えて行っている住宅の形となります。

仕組みとしては「有料老人ホーム」と申し上げましたが、実は形態としては住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅となっており、ナーシングホームという形態はございません。

そのため、パンフレットなどの記載のされ方としては、「住宅型有料老人ホーム、ナーシングホーム〇〇」のように屋号や呼び名に盛込まれることがほとんどです。

そしてその住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の中に「訪問介護事業所」と「訪問看護事業所」を併設させて24時間365日サービスを提供できるような体制にほとんどの事業所は整えています。

この介護と看護の事業所を併設させるまでは珍しくない形ですが、サービスの使い方がナーシングホームの特徴となっていて、介護保険サービスを利用して、介護のサービスを利用するのですが、看護のサービスは医療保険の方で受ける形となります。

医療保険というのは病院で受診したり、薬をもらったりする時に適用となるものです。

基本的に訪問看護のサービスは介護保険での利用になります。

それを医療保険でサービスを受けるためには実はいくつか方法があるのですが、厚生労働大臣が定める疾病の中で「別表7」と呼ばれる疾病があり、その疾病に罹患(りかん)されていれば、医療保険で訪問看護サービスを受けることができます。

そのため「別表7」の疾病をお持ちの方が入居することができ、誰でも入居できるわけではありません。

厚生労働大臣が定める疾病の別表第7に該当する疾病はこちらです。



20ほどあげられているのですが、簡潔に申し上げると、ガンの末期状態の方や難病と呼ばれる疾病の一部の疾病などが認められています

いずれにしても看護師さんによる専門的な関わりが継続的に必要な疾病がほとんどです。

これらの疾病に罹患されていれば、訪問看護を医療保険で入ってもらうことができるようになります。これはとてもメリットがあります。

例えば通常の場合では、要介護度によりサービスの利用限度額が決められてしまい、多くても1日に1回から2回のサービスしか受けられません。訪問看護の場合は点数が高いので週1回くらいしか利用することができないということもあります。

訪問看護のサービスを医療保険適用にできれば、その分余った点数で介護保険のサービスも追加で受けられます。

また別で、医療保険の方で訪問看護サービスをたくさん使えるようになるため、通常の介護サービスの受け方より倍以上に手厚くサービスが受けられるようになります。

ここで心配になるのが、サービスが倍になるのは良いことですが、費用も倍以上になるのではないかということだと思いますが、これら別表7の疾病というのは難病と呼ばれているご病気が多いので、国からのさまざまな助成制度があります。

それらの助成制度を利用すると医療費の上限金額が認定されて、所得によりますが、月々数千円で収まることが多いです。

生活保護の方ですと医療費は国で見てもらえますので、実質費用はかかりません。

そのため、かかる費用は少し上がりますが、受けられるサービスは倍以上になるので、ご利用者様は手厚い介護と看護サービスをしっかり受けられるようになります。

こちらをご覧ください。



介護保険の方ですと、介護度により受けられるサービスの上限が決められてしまいますが、医療保険での訪問看護ですとこれくらいの頻度でサービスを受けることができます。

別表7の疾病に罹患されている方の場合、1日2~3回、週4日以上看護師さんが医療行為やリハビリ、体調管理などで個別に来てくれるようになります。

つまり、実際にナーシングホームに入居したイメージでお伝えしますと、介護保険をヘルパーさんやデイサービスなどで利用すると仮定して毎日1回ヘルパーさんに来てもらいながら、週2回ほどデイサービスに通います。

そして医療保険で別に看護師さんに毎日2回~3回サービスに入ってもらえます。

とてもあんしんして暮らせそうです! 

入居できる方は別表7と呼ばれる疾病に罹患されている方と少し限定的で、全ての方が対象になり得るわけではありませんが、こういったサービスを受けられる老人ホームが今各地域に増えてきつつあるのは、とてもあんしんで良いことです。

少し専門的なお話にはなりましたが、要点を3つ絞ります。

ナーシングホームとは

病院と同等のサービスを老人ホームで受けることのできる住まいです。

別表7と呼ばれるガンの末期の方や難病と呼ばれている疾病の一部の方が対象なので全員が入居できるわけではありません。

手厚い介護・看護を受けながらお看取りまでしてもらえます。

 

 

結果、住み慣れた環境で最後まで生活できますので、対象になりうる方はぜひ相談してみましょう。

 

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今回は以上となります。

今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!

【どこまで知ってる!?】終の住処のナーシングホーム (youtube.com)

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