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低価格老人ホームのリスクについて
2024/05/23
こんにちは。老後のあんしん札幌相談室です。
今回は低価格帯の老人ホームにまつわるリスクになり得る部分をお伝えいたしますので、最後までご覧頂き、ご参考いただければと思います。
【低価格帯老人ホームのリスクになり得る要素5つ】
1.立地
2.職員数が少ない
3.介護度が高い
4.食事
5.ハード面
これら5つのポイントのどれかが他の施設と比べた時に劣ってしまって、それが何らかのリスクに繋がってくると考えられますので、ご説明致します。
1.「立地」
都心部よりも郊外の方が土地代が安くなります。その分料金が安くなりますが、公共交通機関から離れてしまい、周囲に商業施設が少なくなります。
この立地の悪さからどのようなリスクが想定できるかと言いますと、ご家族様の面会が遠のいてしまう恐れがあります。また、ご本人様も周りに何もないので外出意欲が低下してしまい、外へ出る機会が減ったりご家族様と会える機会も減って、楽しみだと思っていたことが少なくなってしまう恐れがあります。これは人により大きなリスクになり得ます。
2.「職員数が少ない」
業界全体で見ても課題の一つですが、他のホーム以上に職員さんが少ないことがあります。必要最低限の人員配置になっていたり、あえて職員さんの配置を最低限以下に抑えているところもあります。こう聞くとそういうところは悪質なのではと思われがちですが、自立向けとして謳って運営されているところがほとんどです。
ですが、職員さんをあえて少なく配置しているのに、介護向けと謳って運営している老人ホームもあり、これは悪質です。介護が必要な方が多くいるのに、職員さんの余裕がなくなり、転倒しても発見が遅れてしまい、十分なケアを受けられないことに繋がります。しっかり介護をしてもらえると思って入居したのに、これでは本末転倒になってしまうので、しっかりと見学の時に見極めなければいけません。
3.「介護度が高い」
老人ホームの利益というのは介護サービスを多く提供して、国からの介護報酬をもらって運営が成り立っているのですが、介護度が高ければ高いほどサービスとしてたくさん入れるので、サービスがたくさん必要な方を積極的にお受け入れされる老人ホームさんもたくたんあります。
その分職員さんの配置も手厚くしており、介護度の重い方にとってはとてもメリットが多いのですが、リスクとして考えられるのは介護度が低い方が入った時です。
自分は介護度も低くてお元気でも、周りの住んでいる方で認知症が結構進行されていたりすると、なかなか会話ができなかったりします。
自分には特段ケアが必要なくても、周りの住んでいる方が多く利用されているのを見たりすると、自分の居場所はここではないのではないかと考える方は少なくありません。
気が滅入ってしまうことにもつながりますので、お元気な方にとっては環境としては避けたいところです。
4.「食事」
以前ブログで少し触れたことがありますが、外注や湯煎のレベルがとても上がっていて、これ自体を導入していることに関してはむしろメリットの方が上回っています。
しかし、いかに食事代を安くするしか考えないで、外注や湯煎を導入していると間違いなく質が落ちます。食事は一日3回ある楽しみな時間です。
リスクとしては、毎日3回ある楽しみな時間が苦痛の時間になってしまうと、それだけで楽しくなくなってしまいますし、この食事に関しては退去したくなる直接的な動機によくなっているので食事を楽しみと思っている方にとってはミスマッチになり得ます。
5.「ハード面」
ハード面というのは建物についてです。イメージしやすいかと思います。
建物が古かったり、部屋が狭かったり、特に昔の建物ですと段差が結構ありますが、これにより家賃が安くなっていたりします。
考えられるリスクとしては、転倒しやすい環境になりますし、今まで広いお部屋に住んでいた方ですと、狭くなってしまうと気が滅入ってしまうという方もいらっしゃいます。
以上5つ想定しておかなければいけないデメリットやリスクをお伝えいたしましたが、低価格帯の老人ホームを選ぶ際にはこれらのリスクを想定して、認識した上で長所に目を向けてみましょう!
例えば、「立地が悪いが安くて綺麗」や、「建物は古いけど安くて手厚い」などです。
そして重要なのは一般的にリスクやデメリットと思われる部分でもその人によってあまり重要視しない事がよくあります。
立地が悪いとしても、ご家族様が車を持っている方であれば、そこまでデメリットにはなり得ません。むしろ郊外の方が運転しやすいかもしれません。
建物が古いというのも、愛着が湧くという方もいらっしゃいます。
そういった部分でご本人様にとってリスクやデメリットになり得ない施設を選びつつ、妥協できない希望を叶えられるところを探していただければと思います。
低価格帯の老人ホームさんほど見極めが重要なものもないので、ケアマネジャーさんや老人ホーム紹介会社さんを頼っていただけた方が、ぴったりなところが見つかりやすいと思いますので、ぜひ頼ってみて下さい!!
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!
低価格老人ホームの隠されたリスク大公開! (youtube.com)
今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。
老人ホームに入らず、自宅でまだまだ頑張りたい!という方も安心できる老人ホームに入りたいという方も、老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。
お気軽にご連絡ください!!
フリーダイヤル
0120-652-118
(ろうごにいいわ)
今回は低価格帯の老人ホームにまつわるリスクになり得る部分をお伝えいたしますので、最後までご覧頂き、ご参考いただければと思います。
【低価格帯老人ホームのリスクになり得る要素5つ】
1.立地
2.職員数が少ない
3.介護度が高い
4.食事
5.ハード面
これら5つのポイントのどれかが他の施設と比べた時に劣ってしまって、それが何らかのリスクに繋がってくると考えられますので、ご説明致します。
1.「立地」

都心部よりも郊外の方が土地代が安くなります。その分料金が安くなりますが、公共交通機関から離れてしまい、周囲に商業施設が少なくなります。
この立地の悪さからどのようなリスクが想定できるかと言いますと、ご家族様の面会が遠のいてしまう恐れがあります。また、ご本人様も周りに何もないので外出意欲が低下してしまい、外へ出る機会が減ったりご家族様と会える機会も減って、楽しみだと思っていたことが少なくなってしまう恐れがあります。これは人により大きなリスクになり得ます。
2.「職員数が少ない」

業界全体で見ても課題の一つですが、他のホーム以上に職員さんが少ないことがあります。必要最低限の人員配置になっていたり、あえて職員さんの配置を最低限以下に抑えているところもあります。こう聞くとそういうところは悪質なのではと思われがちですが、自立向けとして謳って運営されているところがほとんどです。
ですが、職員さんをあえて少なく配置しているのに、介護向けと謳って運営している老人ホームもあり、これは悪質です。介護が必要な方が多くいるのに、職員さんの余裕がなくなり、転倒しても発見が遅れてしまい、十分なケアを受けられないことに繋がります。しっかり介護をしてもらえると思って入居したのに、これでは本末転倒になってしまうので、しっかりと見学の時に見極めなければいけません。
3.「介護度が高い」

老人ホームの利益というのは介護サービスを多く提供して、国からの介護報酬をもらって運営が成り立っているのですが、介護度が高ければ高いほどサービスとしてたくさん入れるので、サービスがたくさん必要な方を積極的にお受け入れされる老人ホームさんもたくたんあります。
その分職員さんの配置も手厚くしており、介護度の重い方にとってはとてもメリットが多いのですが、リスクとして考えられるのは介護度が低い方が入った時です。
自分は介護度も低くてお元気でも、周りの住んでいる方で認知症が結構進行されていたりすると、なかなか会話ができなかったりします。
自分には特段ケアが必要なくても、周りの住んでいる方が多く利用されているのを見たりすると、自分の居場所はここではないのではないかと考える方は少なくありません。
気が滅入ってしまうことにもつながりますので、お元気な方にとっては環境としては避けたいところです。
4.「食事」

以前ブログで少し触れたことがありますが、外注や湯煎のレベルがとても上がっていて、これ自体を導入していることに関してはむしろメリットの方が上回っています。
しかし、いかに食事代を安くするしか考えないで、外注や湯煎を導入していると間違いなく質が落ちます。食事は一日3回ある楽しみな時間です。
リスクとしては、毎日3回ある楽しみな時間が苦痛の時間になってしまうと、それだけで楽しくなくなってしまいますし、この食事に関しては退去したくなる直接的な動機によくなっているので食事を楽しみと思っている方にとってはミスマッチになり得ます。
5.「ハード面」

ハード面というのは建物についてです。イメージしやすいかと思います。
建物が古かったり、部屋が狭かったり、特に昔の建物ですと段差が結構ありますが、これにより家賃が安くなっていたりします。
考えられるリスクとしては、転倒しやすい環境になりますし、今まで広いお部屋に住んでいた方ですと、狭くなってしまうと気が滅入ってしまうという方もいらっしゃいます。
以上5つ想定しておかなければいけないデメリットやリスクをお伝えいたしましたが、低価格帯の老人ホームを選ぶ際にはこれらのリスクを想定して、認識した上で長所に目を向けてみましょう!
例えば、「立地が悪いが安くて綺麗」や、「建物は古いけど安くて手厚い」などです。
そして重要なのは一般的にリスクやデメリットと思われる部分でもその人によってあまり重要視しない事がよくあります。
立地が悪いとしても、ご家族様が車を持っている方であれば、そこまでデメリットにはなり得ません。むしろ郊外の方が運転しやすいかもしれません。
建物が古いというのも、愛着が湧くという方もいらっしゃいます。
そういった部分でご本人様にとってリスクやデメリットになり得ない施設を選びつつ、妥協できない希望を叶えられるところを探していただければと思います。
低価格帯の老人ホームさんほど見極めが重要なものもないので、ケアマネジャーさんや老人ホーム紹介会社さんを頼っていただけた方が、ぴったりなところが見つかりやすいと思いますので、ぜひ頼ってみて下さい!!
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今回は以上となります。
今回の内容をYouTubeでも配信していますので、そちらもぜひご覧いただければと思います!
低価格老人ホームの隠されたリスク大公開! (youtube.com)
今後も老後にまつわる困りごとを解決できるようなことを発信していきます。
老人ホームに入らず、自宅でまだまだ頑張りたい!という方も安心できる老人ホームに入りたいという方も、老後にまつわるお悩み事は「老後のあんしん札幌相談室」にてご相談を承ります。
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